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【2023/7/15】熊本地震震災ミュージアムKIOKUが開館
2016年に発生した熊本地震を語り継ぐため、2023年7月15日、熊本地震震災ミュージアムKIOKUが南阿蘇村の旧東海大学阿蘇キャンパス内にオープンします。
■施設詳細(公式HP)
https://kumamotojishin-museum.com/kioku/
■施設概要
観測史上初となる28時間のうちに2度の震度7の揺れが発生した平成28年(2016年)熊本地震。熊本県内では災害関連死を含めて270名以上の死者、20万棟近い建物の被災、阿蘇大橋をはじめとする交通インフラや水・電気などのライフラインの寸断といった、甚大な被害がありました。
熊本県では、被災市町村と連携して、地震の記憶や経験、教訓を確実に後世に伝承し、今後いつどこで起こるか分からない大規模地震災害に備えるため、県内に点在する震災遺構等を活用した回廊形式のフィールドミュージアム「熊本地震 記憶の廻廊」を整備しています。
今回その中核拠点として、南阿蘇村の旧東海大学阿蘇キャンパス内に新たに体験・展示施設が完成しました。展示やシアター、震災遺構、各種プログラムを通して、熊本地震の被災の様子、その発生メカニズム、そして防災について学び、人と自然との共生のあり方について考えていただく施設です。施設のシンボルネーム「KIOKU(きおく)」は一般公募から選ばれ、熊本地震を追体験し、そこから得たものを記憶して、未来へ語り継がれるようにという願いが込められています。また、くまもとアートポリスプロジェクトを通して設計された柔らかな曲線の屋根が特徴的な建物もKIOKUの魅力の一つです。