南阿蘇村

ブルービー

Blue Bee

「幸せを呼ぶ青い蜂」とても珍しいブルービー！

正式名称は、ルリモンハナバチ。体長1.5cmほどで、黒地に鮮やかな青い縞々の毛を持つ、美しい姿をしています。地域によっては絶滅危惧種にも指定されている非常に珍しい蜂です。
その美しさと希少性から「幸せを呼ぶ青い蜂」と呼ばれ、その姿を一目見ようと例年多くの方が訪れています。
写真でも綺麗なブルービーですが、青色の体で花々の間を飛んでいる様子は一層鮮やか。白や赤の花にとまっている時のコントラストも美しいです。

ブルービーってどんな蜂？

ブルービーはミツバチ科ですが、自身で巣は作らず、ハチミツを貯めることもありません。
ではどう子育てをするのかと言うと、他種のハチの巣に卵を産みつけ、その巣の親蜂にその巣に元々いた幼虫と共に育ててもらう「労働寄生」という生態を持っています。ミツバチ等の働きバチのイメージとは、かなり違いユニークです。
性格は比較的温厚ですが、他の蜂と同様にメスは毒針を持っていますので、写真を撮る際などむやみに刺激しないよう注意しましょう。