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房切り大根(ふさぎりだいこん)とは、南阿蘇村で作られている伝統保存食の切り干し大根のことです。
特徴として、蛇腹状(じゃばらじょう)に切る事で細長くなり狭いスペースでも干せるというメリットがあります。
寒く乾燥したこの時期に作る事で、味が引き締まり甘くて旨味が増し栄養価も増え美味しい房切り大根になります。
※同じ切り干し大根でも切り方によって違う名前になります。
・蛇腹状に切るのは房切り大根
・薄く細長く切って干すのは一般的な切り干し大根
・縦に8等分に切って干すのは割干し大根
南阿蘇では今もその技が受け継がれ、冬の光景の一つとなっています。